泣くと鼻水がつまるのはなんで?
泣くと鼻水が同時に出て、そのうち鼻が詰まってしまう事ありますよね。どうして涙と鼻水は同時に出てしまうのでしょうか?
それは鼻と目が繋がっている事に関係があります。涙が出る涙道が鼻とつながっているから起こる現象なんです。
涙はこの涙道を通って鼻から出ていくのです。
この涙道がなければ、いつも目に涙があふれているという事になってしまうんですね。
ちなみに涙道は涙点→涙小管→涙嚢→鼻涙管→鼻腔となっています。これが涙が鼻に流れていく順番となります。
そしてこの涙道のどこかが狭くなってしまったり詰まったりしてしまうと、涙は鼻へと流れるのをストップされてしまうので、目から涙が止まらなくなってしまいます。
泣く以外でも鼻水はつまる!原因について
鼻水が詰まる原因は血液にある場合があります。鼻には粘膜があり血管が張り巡らされています。
この粘膜の血管が膨張すると血流が激しくなり、粘膜が腫れてしまうのです。
鼻の奥の粘膜が腫れると、もちろん鼻の通り道は狭くなります。そこで鼻詰まりが起こってしまいます。
またウイルスやホコリなどが鼻に入っていくと、腫れた粘膜が過剰に反応をして鼻水をたくさん出します。
これは異物を取り除こうとするからです。
血管は縮まってきますが、その時に鼻水が緩くなってきます。鼻水が膿に変わってしまうと色が黄色くなり粘度も強くなります。
臭いもするので、そのような鼻水が出るとなかなか治りずらくなってしまいます。
鼻をかむことのできない子供は鼻水がつまると泣く!対策について
赤ちゃんや幼児など自分で鼻をかめない子供は、鼻水がつまりやすくなります。息がしずらい事もあって機嫌が悪くなってしまう事もありますよね。
どうにかして鼻水を取ってあげたいのですが、固まってしまうと取りずらくなってしまいます。
なので鼻水を固めないようにする事が大切です。乾燥しないように部屋に加湿器を置く、室内に洗濯物を干すなどの工夫をして部屋の湿度をあげましょう。
我が家はベットのヘッドボードのところにぬれたタオルを置いたりもしていました。また熱がないならお風呂に入った後に鼻水を取ると、ゆるくなっているので取れやすいですよ。
冬は暖房器具で部屋はとっても乾燥してしまいます。湿度計などをつけて一定の湿度を保つようにしましょう。
湿度があるとウィルスも増殖しずらくなるので、冬は加湿をする事が風邪予防にもなりますよ!