係長から課長、部長の順序からみる年収の差と出世の条件

会社組織は一般社員から係長、課長、そして部長へと順序を経て出世していくのが一般的です。

会社組織の位の順序は?係長や課長の比ではない!?部長クラスの年収とは?課長の役割とは?

出世する人の条件なども合わせてご覧ください!

係長から課長、部長という順序で出世するのが一般的?

会社は社員を階層別に必ず分けています。それが組織というものですし、仕事を分業することを前提に分けています。そしてその断層によって役割や権限も変わってくるのが一般的です。

最近は断層を減らしてフラットな組織にしようと試みる会社もありますが、まだまだ階層が何層もあるピラミッド組織で階層別で分業を行っているところが多いのが現状です。

階層別にすることで、誰が偉いのか、誰が権限を持っているのかを把握することができますし、その制度をはっきりするために生まれたのが「役職」なのです。

役職が上がっていく=出世してくことに繋がっていきますが、役職には順序があり、一般社員からまず主任、そして係長となり、それから課長、次長、部長、本部長、常務取締役、専務取締役、そして代表取締役社長となるのです。

その中でもちょっとややこしいのが「主査」や「主務」といった役職で、これらは地方自治体や銀行などで多く使われています。
主事→主任→主査→主幹→参事→参与といった順で出世します。

係長や課長の比ではない?部長クラスの年収とは?

係長、課長を経て部長になった場合、部長クラスになるとどのくらいの年収になるか気になりますよね。

部長クラスの平均年収は1千万円近くと言われています。一般社員の約2倍となりますが、これはあくまで平均値です。
企業の大きさや地域によって年収にかなり差があります。

部長になる平均年齢が52.4歳というデータがありますので、月収が大体65万円くらいと見ればそれほど高いという印象は持たないのかもしれません。

ただサラリーマン50歳前半の平均年収が650万円程なのを見ると、やはり部長クラスになると高い給料をもらっているのは確かです。

全ての人が出世するわけではもちろんないので、役職が上にいけばいくほど人数は少なくなります。部長にいたっては、各部署に1名というのが一般的なので、社員数が多い場合、部長になれる人はほんの一握りです。同期のうち部長以上になれる確率は1%というのが現実です。

もし肩書だけでも欲しい、早く出世したい、高い給料をもらいたいという方であれば、べンチャー企業をおすすめします。
年齢に関係なく役職に就く可能性がありますし、一般的な企業よりも出世速度は早い傾向にあります。

係長と部長の間に挟まれる課長の役割とは?

係長、課長、部長などの役職がありますが、肩書に応じてそれぞれ役割があります。

係長は、担当業務を自己完結させるほか、現場の監督も行う役割を持っています。
課長は、課の管理業務を行うことがメインです。
部長は、部の管理業務をおこない組織をまとめる責任があります。

主任は細かい指示や指導を受けることなく担当業務をこなすことができ、次長にいたっては、部長と課長の間に立って部長業務を補佐する立場にあります。

課長の役割である組織における管理業務ですが、これは複数の人が集まっている組織内で、共通の目的を達成するために課長が人の配置や業務の進め方を考えるという役割を担うことです。

所属する人たちの目的がバラバラでは、組織としても回らず、会社全体で足を引っ張っていくことになります。
そのような状況にならないために、物事が上手く進むよう目を光らせるのが課長の役割となっているのです。

係長→課長→部長→常務と順調に出世する人の条件とは?

順調に出世街道を進む人と、平社員で終わる人が必ずいます。出世する人とはどんな人なのか、出世する人の条件について説明します。

まず1つは、行動力がある人です。

とはいっても、何も考えずにただ行動する人は出世しません。
行動する前に、頭の中でコストやリスクのことも考えてシュミレーションする人は出世します。段取りが良く無駄なリスクや無理な行動もしない人は実際出世します。

強い信念を持っている人も出世しやすい傾向にあります。

ただし強固な意志と執着心は紙一重なので注意が必要です。最も成功するのは、常にリアリティを持っている人です。
柔軟さももっていないと、頑迷と執着で失敗してしまうこともあります。

また、人望があることも条件の一つです。

リーダーとなる人に人望やがあれば、組織が迷走した場合でも頼りになること間違いありません。プロジェクトが崩壊した場合、通常の手法は通用しなく、リーダーのカリスマ性が頼りになる場合があるからです。

ただし、人望だけが出世する条件とはいえず、それは、組織を動かすために人望だけを頼るのは間違いという考えもあるからです。ルールが基本です。

大企業の係長と中小企業の課長と比べると、出世はどちらの方が上?

昇進できるかどうか、そのタイミングで失敗してしまうと、課長になれずに係長どまりになってしまいます。

優秀な人は年齢に関わらず課長・部長と出世していくものですが、中小企業でその傾向が強いのは、年功序列に縛られて、誰でも係長や課長に昇進させて給与を増やすという人事処遇に耐えられなくなってきているからです。

優秀な人材が下で埋もれてしまうより、優秀な人を早く役職にして活躍してもらう方が企業のためになると考えるようになってきているのです。

人事評価制度でもあらわれており、以前なら入社○年目で昇進できるという内容が織り込まれている場合が多かったのですが、近年はそういった内容を記載せず、新卒から3年目くらいは役職に就かなくても、それ以降は社歴に関係なく出世させようと考えが多くなってきているのです。

基準を設けないことで、結果的に優秀な成績を残した将来有望な人が早い段階で高い役職に出世することも実現しています。

係長までは年功序列によって誰でもなれるのが一般的でしたが、小規模な企業ほど、優秀な人は係長よりもさっさと課長にまで上り詰める傾向が高まっているのです。