この記事の目次
犬同士の喧嘩で怪我をした!どうしたらいい?
犬同士の喧嘩は、相手の犬を噛むという行為になります。
甘噛みをしない限りは必ずと言って良いほど皮膚に傷をつけるような怪我をしてしまいます。
犬同士の喧嘩で噛まれたと思った場合は、すぐに犬を引き離してください。
その後けがをしていないか確認して、犬の状態を観察しましょう。
その時は大丈夫であっても、時間が経つ頃に腫れてきたり、化膿してしまうこともあるため、少しの間は様子をうかがってあげましょう。
四肢や首を噛まれると傷が見当たらなくても関節や神経を痛めてしまうこともあります。
こんな場合は犬も元気に動かなくなりますので、異常がないか検査をしてあげた方がよいでしょう。
噛まれた場所が少しへこんでいたり、赤くなっている程度でしたら、そのまま様子を見ていても構いません。
犬の様子に変化が見られずに過ごしているようでしたら、自宅で安静にさせましょう。
犬同士の喧嘩で怪我!病院に行く前に出来ることは?
散歩の時に犬同士がけんかになってあいての犬にかまれてしまった場合、病院に行く前にしておきたい応急処置があります。
犬の口の中にはばい菌がたくさんいます。興奮した状態でかみつくと、そのまま頭を振って傷が深くなってしまうこともあります。
その時、傷の中に犬の口の中のばい菌が入ってしまうと、傷口が化膿してしまうことになってしまいます。
噛まれてしまった後は、必ず動物病院に行って診察してもらいましょう。
犬が喧嘩をする理由は?怪我をさせようとしているの?
犬同士が喧嘩をするのはどうしてなのでしょうか。
犬は、上下関係を決める為に喧嘩をすることがあります。
犬の社会は基本的には縦社会になるため、集団生活をするときは上下関係をはっきりさせます。
このことは、犬の先祖であるオオカミの名残ではないかと考えられています。
こういった場合、相手の犬に怪我をさせようと思って喧嘩をしているのではありません。
勝負がつけば、もうそこで喧嘩を終了します。
犬が一緒に生活をするうえでは、喧嘩をすることも必要だということになりますので、怪我をしていないようであればそのまま見守ることも大切になります。
上下関係を決めるための喧嘩は、去勢手術をしていないオスの犬同士で見られることが多いです。
犬の世界にもルールがありますが、産まれてすぐに母親から引き離された犬は、こうしたルールをわからずに大きくなってしまうのです。
犬が喧嘩をしているのかじゃれあっているのかを見分ける方法
犬はじゃれあっている時にも相手を噛むことがあります。
遊んでいる時は甘噛みをしているので問題はありませんが、喧嘩をしている時の噛み方と甘噛みを見分けることが大切になります。
喧嘩をして相手を噛んでいる時は、基本的にはずっと離すことはありません。
喧嘩で噛んでいる時は、牙をむき出しの状態にして噛んでいます。
こんな噛み方をしている時は、喧嘩が始まった合図になりますね。
また、犬の鳴き声でも喧嘩かどうか判断することができます。
低い声で唸っている時は、犬の機嫌が悪く喧嘩が起きてしまうという合図になります。
こんな時は犬同士を引き離して喧嘩をさせないようにするのも有効です。
また、犬のしっぽの様子からも機嫌をうかがうことができます。
しっぽをたくさん振っているようであれば、それは楽しく遊んでいるということになり、反対にしっぽが垂れ下がっている状態だと怒っているということになります。
犬が病院を受診した場合にかかる料金の目安
犬の治療を行う時、国からの補助金が出ないので全額を負担するようになります。
通院の場合の相場は約3千円~1万円くらい。
入院をすると3千円~1万2千円くらいになります。
手術が必要な場合は、10万円~40万円くらいが相場になりますが、中には100万円を超える手術もあるようです。
犬が怪我をして病院をかかる場合、治療費は医療機関によっても違いが出てきます。
平均的な目安は以下のようになります。
犬の治療費の相場
- 初診料・・・1,000円~4,000程度
- 処置料・・・500円~
- 通常往診費用・・・1回1,5000円~2,000円ほど
- 診断書や文書の交付・・・2,000程度(1回)
- 小型犬の1日の入院費・・・2,700円程
- 中型犬の1日の入院費・・・3,000円程
- 大型犬の1日の入院費・・・3,900円程
骨折で手術をした場合は4万円前後の治療費が必要になります。
この場合入院も必要になることが多いため、治療費がとても高額になってしまうのです。
高いから安い病院を探そう!と思うかもしれませんが、信頼のできる獣医さんかどうかをきちんと見極めることが大切になります。