この記事の目次
紅茶に砂糖やミルクを入れるのが美味しく飲むコツ
私は紅茶が大好きです。特にストレート派という訳ではなく、お砂糖入りでもミルクティーでも紅茶なら基本的にどんな飲み方でも大好きです。
基本的にはストレートのままが多いですが、時々甘くてまろやかなミルクティーが無性に飲みたくなることがあります。
ミルクティーは、甘くしないでミルク風味で飲む人もいると思いますが、実はお砂糖を入れた方が紅茶の風味が増す、という効果があるのです。
ですから、甘い紅茶が苦手な方はほんの少しのお砂糖でも構わないので入れてみるとコクが増して美味しい紅茶になります。
また紅茶に相性が良いお砂糖はグラニュー糖と言われています。
少し変わった、メイプルシュガーなどもお勧め。紅茶は飲み方がたくさんあるので、茶葉やお砂糖、ミルクをどうするのかなど選ぶだけでも楽しいですよね。
自分好みの紅茶を見つけてみて下さい。
紅茶にあう砂糖やミルクがある?まずは砂糖から!
紅茶にも相性が良い砂糖があるので種類ごとにご紹介します
- グラニュー糖
グラニュー糖はお砂糖の中でも断トツに紅茶との相性が抜群です。なぜなら、紅茶へ入れた時にサッと溶けやすく砂糖自体に癖がないからです。
甘さもさっぱりとしているので紅茶の味を邪魔しません。角砂糖はグラニュー糖を固めたものですので、紅茶にはグラニュー糖でも角砂糖でも相性が良いとされています。
- 上白糖
上白糖は甘みが少し強いので、甘い紅茶が好きな人には良いと思います。逆にさっぱりとした甘さを求める方は上白糖を避けた方が良いでしょう。
- 三温糖
三温糖は少し茶色がかったお砂糖で、生産される段階で砂糖の原料をよく加熱させしっとりとしたお砂糖に仕上がっています。
まるでカラメルのような風味があるので、よく煮物などに好まれて使われるお砂糖です。独特の風味があるためあまり紅茶には適していないかもしれませんが、あえてこのカラメルのような風味が好きだという人もいます。
好みの問題ですので参考にしてみて下さい。
砂糖にあまり違いはないのかと思いがちですが、微妙に風味やコク、甘さに違いがあるものなので、いろいろ試してみるのも良いでしょう。
紅茶にあう砂糖やミルク、どんなミルクが合うの?
日本でミルクティーをつくる時は、牛乳を使う人が多いと思います。
ですが、本場英国式ミルクティーなどと記載された市販のミルクティーに比べると味が薄く、物足りない感じがしませんか?
これは日本とイギリスの牛乳の濃さに違いがあるからなのだとか。もともとイギリスでは紅茶に合うように、味が濃厚でコクがある様に作られているようです。
成分で見ていくと日本の成分無調整牛乳で乳脂肪分は3.5以下のものが多く売られていますが本場イギリスの牛乳は乳脂肪分は4.0以上のものになっているのです。
紅茶の気になる疑問、紅茶とミルクどっちが先?
ミルクティーをつくる時は、どのような順番で作りますか?私は紅茶に詳しくないのでいつも紅茶を入れてから温めたミルクを注いでいました。
ですが本場のイギリスでは逆でミルクを入れたところに熱い紅茶を入れる方が美味しいと言われているそうです。イギリスでは紅茶の美味しい飲み方を研究している王立科学会というものがあり、そちらでも「ミルクが先の方が美味しい」と結論付けているようです。
それは熱変異が起こりにくいので美味しいから、というのが理由の様ですが、どちらが正解と決められたルールはありませんので飲み比べてみると良いかもしれませんね。
ミルクや紅茶の割合で味にも変化があるので、好みの濃さを研究してみるのも良いでしょう。
チョット雑学!本場イギリスでの紅茶について
紅茶の本場、イギリスではストレートティーという言葉は存在しません。
日本で言うストレートティーはイギリスではブラックティーと呼ばれています。
これは緑茶(グリーンティー)に比べるとずっと色が黒っぽいことや、イギリスのお水で入れた紅茶は日本の水で作った紅茶よりも色が濃く、黒っぽいことからそう呼ばれています。
また、イギリスにはレモンティーはありません。紅茶にこだわるイギリスでは紅茶の飲み方で主流なのはミルクティーとなっています。
またイギリスには「クリームティー」というものがあります。それを聞くと紅茶に生クリームが浮かべてあるものが想像できませんか?でも実は違います。
イギリスでクリームティーを注文すると、「スコーン2個とバター、クロテッドクリーム、ストロベリージャム、紅茶」がセットになったものが出てきます。
このクリームティのクリームはクロテッドクリームの事で、ジャージー牛の濃厚なミルクを固めたものでスコーンにつけて食べる事が一般的になっているものです。
イギリスで紅茶を頼む時にはミルクティーの他にストレートで飲みたい時にはブラックティー、スコーンも食べたい時にはクリームティーとオーダーするようにしてみて下さいね。