高校の評定でテストの点数以外に影響するものとは?評定について

大学の推薦入試を狙っているのなら、高校の評定がとても重要!高校の評定が高いのは成績のいい人だけ、テストの点数だけとは限らない?!

いったいどんなことが関係しているのでしょうか?高校の評定をアップさせるには何に力をいれるべき?まずは、できることから始めよう!

気になる高校の評定や高校の評定が関係する入試について紹介します。

高校の評定はテストの点数で決まるの?高校の評定について

高校受験のときに気にしていた内申点、大学受験では評定平均と呼ばれています。

高校の評定平均の計算方法

評定平均の計算方法は、全科目の成績(5段階)を足し合わせ、科目数で割った数となります。小数点以下第2位を四捨五入するため、3.7や4.6といった数で表されます。
これは卒業間際の成績だけではなく、高1からの結果が反映される仕組みになっています。

推薦入試の出願基準となる評定平均

評定平均は、大学の推薦入試を考えている人には重要なものとなります。

大学入学者選抜において文部科学省で定められた学習成績概評はA~Eに分けられており、評定平均別にA(5.0~4.3)、B(4.2~3.5)、C(3.4~2.7)、D(2.6~1.9)、E(1.8以下)となっています。

推薦入試を実施する大学(学部、学科)別に成績基準が定められ、基準を満たす評定平均を持っている人のみ受けることが可能です。

指定校制推薦の合格率はほぼ100%

推薦入試には公募制と指定校制推薦があります。大学が指定した学校に対して枠が設けられており、校内選抜で選ばれ、指定校推薦を受けることができた場合の合格率はほぼ100%と言われています。

高校の評定はテストの点数や学校での態度で決まる!

指定校制推薦は、大学から推薦枠を与えられている高校からしか出願できません。

また、前年までは指定校だったからといって今年も枠があるとは限らないので、指定校推薦を検討している場合には確認が必要です。

また、高校ごとに推薦枠の人数が決まっているので、校内選抜で高校の代表に選ばれなければなりません。

校内選抜の基準は高校によって多少異なりますが、基本的に高1から高3の1学期までの成績が重視されます。

また、部活動や生徒会活動など、学業以外の活動や、出席日数、授業態度など、総合的に学校の代表としてふさわしい生徒かどうかが評価の対象になります。

校内選抜を通過して出願できれば合格率は高いですが、面接や小論文が課されることが一般的なので、それらの対策は必要です。

さらに、指定校制推薦された学生は、その高校の代表になるので、 例えば大学入学後の成績が悪いなどの問題があれば、翌年以降推薦枠からはずれることもよくあります。

私の友人も実際に以前はあった指定校推薦がなくなっていて、一般の推薦枠で受験しました。

評定が高く、論文面接も問題なく合格しましたが、なにか問題を起こした先輩のせいで後輩に影響が出ることは避けてほしいものです。

高校の評定はテストの点数だけじゃない!評定のあげ方とは?

評定を上げるには、定期試験の成績も大切ですが、提出物をきちんと出すことも大切です。

まずは期限を守ることを最優先事項にしましょう。

苦手な課題だと、なかなかうまくできないこともあります。しかし提出することに意味があります。

「授業態度」と「提出物」をきちんとこなしていれば、極端に低い評定がつくことはあまりありません。

また、評定を上げるには先生とのコミュニケーションも重要になります。

簡単に言うと、先生と仲良くなって損はいということです。

実際に、テストの点数が微妙でも、印象良く見られているから成績が上がった(または下がらなかった)、というケースもあるようです。

逆に、テストの点数が良いのに成績に反映されない場合は、先生にいい印象を持たれていない可能性があります。

苦手な先生には、丁寧な言葉づかいや、あえて質問に行く姿勢を見せると効果的です。

高校の評定はこんなことが左右する!?副教科も頑張ろう!

大学入試の時には、推薦入試も一般入試も大学側に高校の成績を調査書として渡します。
しかし、大学受験は高校受験と規模が違います。

1つの学部だけでも受験者が1万人以上います。

そして、その採点を準教授や教授が中心に数日でやらないといけません。

なので、一人一人の内申書を見て点数化して、試験の点数と合わせていく時間はありません。

一般入試で高校の成績が合否に関係しないのは、このためです。

また、調査書として、高校の成績を提出するのは18歳以上か確認するための証明書で、一般入試は99%試験の点数と思って大丈夫ですが、成績は全く関係ないと思っていると危険な場合もあるのでご注意を。

とても稀ですが、一般入試でも内申書を点数化する大学や学部があります。

ただ、基本的に一般入試では内申書は点数化されません。

しかし、同じ点数が複数いた場合は内申書で合否がきまります。

また、大学は点数化はしないけど、合否判断の資料として少しだけ内申書を見ています。

あまりに欠席が多かったり、成績に1が付いている教科が多いと不合格になる事があります。

高校の評定が関係する入試とは?大学入試について

大学を受験する時には一般入試か推薦AO入試か決めよう

現在は一般入試と推薦AO入試の比率は半々程度です。

一般入試の場合、国立は、通常センター試験で5~6教科の標準的な学力を確認し、2次試験(独自試験)では通常文系教科または理系教科に絞られます。

私立では文系が英国社の3教科。理系は英数理の3科目が一般的となります。

大学受験の一般入試に向いている生徒とは

  • 通っている高校において、卒業生が一般入試を利用して志望校レベルの大学に合格している。
  • センター試験の英語の過去問で最低でも80点程度(200点満点)取れる。

大学の一般入試のメリットとデメリット

  • メリット…入試の過程でつく基礎学力が、進学後、就職後に役立ちます。

英語、国語、社会は今後の国際化社会、IT社会で最強の武器になります。理系なら理科(特に物理、化学)、数学は安定した就職に直結します。

企業は就職時に「一般入試経験者」を優遇する傾向があります。

  • デメリット…基礎学力や高校の授業レベルなどが合わないと失敗するリスクがあります。

部活動に打ち込んだ生徒は、現役では受験対策が遅く時間的に厳しい場合もあります。また、合格決定は推薦AO入試受験者よりも遅くなります。