この記事の目次
兄弟・姉妹が不仲の原因。相性や嫉妬やいじめ?
兄弟姉妹との仲が悪いと答えた人に、不仲になった理由を聞いてみました。
- 性格が合わない
- 会話をしていても楽しくない
- 説教ばかりしてきて偉そうだから
- 小さいころにいじめられたから
- 離れて住んでいるから
- 貸したお金を返してもらえないから
- 兄ばかり親にかわいがってもらっていたから
- 自分だけ大学に生かせてもらえなかったから
- 親に比較されながら育ったから
性格の不一致と言うものや、親からの扱われ方の不公平感など、兄弟姉妹が仲良くできない理由は様々あるようです。
小さい頃は、ケンカをしてもずっと一緒に生活してきましたので「疎遠になる」と言うことはありませんが、大人になり、お互いに別々の生活や人生を送るうちに、かかわりを持たないようになってしまうようです。
姉妹が不仲。嫉妬や相性の悪さは仕方がないの?
同性のきょうだい。
特に女性同士のきょうだいが仲良くできない理由に相手への「妬み」や「恨み」などがあるようです。
同じ女性でも、地味な姉と太陽のように明るい妹のように「正反対」のタイプは、仲良くできないことが多いようです。
お互いに自分にないものがはっきりとわかっているので、妬み恨みをつのらせやすいのだそうです。
また、どちらも勝気な性格だと衝突ばかりして、仲良くできないこともあるそうです。
互いに強気なため、相手に対して譲ったり尊重したりできずに、衝突しがちだそうです。
きょうだいだから遠慮が無い分、言いたいことを言いっぱなしになってしまうこともあります。
小さいうちは仕方ないかもしれませんが、大きくなったらいくらきょうだいであっても、デリカシーのない発言は慎まなければなりません。
きょうだいだからと言って許されるものではありません。
どんな関係であっても、人間関係には配慮が必要です。
姉妹が不仲になる原因は母親に?お互いに嫉妬するようにわざと仕向ける母親とは
女同士のきょうだいが仲良くできない原因が母親にあるケースもあるそうです。
女同士のきょうだいが不仲の理由に「嫉妬」があります。
これは、母親の防衛本能により、姉妹を仲良くさせないよう、仕向けるということがあるようなのです。
親の願いとしては「きょうだい仲良く」を切に願うと思われがちですが、姉妹が仲良くなってしまうと母親である自分を敵だと認識されてしまっては困るという考えを持つ人がいるようなのです。
また、母親が姉妹を仲良くさせないために、わざと姉を特別扱いし、妹が妬むように仕向ける人もいるのだとか。
信じがたいケースですが、実際にこういった事例は少なくないようです。
大人になり、母親の特異さに気付き、姉妹が仲良くできるという結末もあるようですが、大抵は、憎しみながらきょうだい関係を続ける人が多いようです。
姉妹の不仲は、他人との人間関係にも影響を及ぼす。
一番身近な存在である親や兄弟と仲良くできない人は、社会でも孤立する傾向にあります。
家族と言う一番身近な存在と上手に関係を築けないのですから、他人ともうまく歩調を合わせることができないようです。
学校や会社、サークルなど、集団で活動すると、必ずトラブルを起こしてしまう人は、自分の家族関係について考えてみてください。
親と関係を築けないという人は、「目上の人を尊重できない」
きょうだいとの関係が険悪な人は「常に敵対意識を持って接している」
と言う可能性があります。
親やきょうだいを認めることができない人は、他人のことを尊重することはできないでしょう。
兄弟・姉妹の不仲は親が原因?育てられ方が不仲の原因に?
いくら親でも、人間です。
自分が産んだ子供だとしても、相性があるのは致し方ありません。
親としては、平等に扱っているつもりでも、やはり自分と気が合う子供に目を掛けてしまうものです。
意識していなくても、そういった感情や行動は無意識のうちに表に出てしまいます。
そして、目を掛けてもらえない方のきょうだいは卑屈になり、きょうだいに対して妬むようになってしまいます。
また、ついつい兄弟を比べて批判する発言をしてしまうことがあります。
評価しているわけではないけれど、ついつい「お姉ちゃんは○○が上手なのにね」や「お姉ちゃんが1年生の時は九九が全部言えたわよ」など、同じじゃなければいけないというような発言や、あなたはダメね~と、取られかねないような発言をついついしてしまいます。
こうなると、卑屈になるのは当然ですよね。
もちろん、妹の方が姉よりも優れている点はたくさんあるでしょう。
でも、そういったことは認めずに、姉よりも劣っている点を上げて育てられれば、妹の方が卑屈になってもおかしくありません。
また、その反対もあります。
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」や「お姉ちゃんなんだからその位できるでしょ」などど、お姉ちゃんと言う立場だけで我慢させたり、妹の方がズルいと感じさせるような言動をすることもあります。
お姉ちゃんでも、まだ子供。
甘えたいのに、「お姉ちゃん」と言うだけで、甘えが許されない環境で育つと、お姉ちゃんは妹に対して「あんたばっかりズルい」と言う感情を抱いてしまいます。
親としては平等に扱っているつもりでも、一方から見ると「ズルい」「私ばっかり」と言う感情を持ちます。そんな感情を持ちながら育つと、大人になってからちょっとしたことでもめる原因になってしまいます。