この記事の目次
子犬がベッドを噛む原因について
子犬がベッドなどを噛んでしまう事には、理由がいくつか考えられます。
子犬がベッドを噛む原因
- 好奇心がある
- 歯に違和感がある
子犬はとても好奇心が強く、何にでも興味をもってしまいます。
色々なものの噛み心地などを確認したり、噛んでいる行為が楽しかったりします。
飼い主さんにしたらベッドの寝具などでも、子犬にとってはおもちゃとなってしまいやすいのです。
また、産まれてから3週間頃くらいまでに乳歯が生え始めてきます。
そして大体5ヶ月くらいには永久歯に生え変わりが始まるのですが、その時期は歯がムズムズして痒みを感じてしまい歯茎が気持ち悪いのです。
なので、そのストレスと痒みを紛らわせるために、様々な固さのものを選んで、様々なものを噛んでしまいます。
子犬がベッドを噛むのを防止するには?
噛んでしまうのを止めてほしい場合は、対策をしなければなりません。
噛んでもいい、おもちゃなどを色々な感触のものを数種類用意して、子犬に、「噛んでもいいものとダメなもの」を分かってもらえるようにしましょう。
何でも噛んでいるのを放っておいてしまうと、噛み癖がついてしまうし、誤飲や感電、怪我などに繋がりかねません。
大人になってしまってから、今まで大丈夫だったものが急にダメと言われるようになっても混乱してしまい、教える事は大変になるので、子犬のうちから教えてあげましょう。
子犬がベッドを噛む対策
- 噛んでほしくないものは、犬から見えないところにしまう
- 犬専用のスプレーをふきかける
また、興味を持ったら噛んでしまいやすいです。
できるだけ噛んでも大丈夫なおもちゃを使って、遊び方を教えたり一緒にたくさん遊んだりしましょう。
そうする事で、歯に違和感がある時でもおもちゃを使用して紛らわしてあげる事が可能になります。
子犬がベッドが噛むのはかまってアピール!?
飼い主さんにかまってほしくて、気を引きたい気持ちから噛んでしまう事があります。
ベッドを噛んでいる時に、飼い主さんがその行為について声を出して反応するかと思います。
そのような事で、構ってもらえたと感じてしまいます。
構ってほしくて、また気を引きたくて再び噛んでしまう事に繋がります。
なので、そのような時は、無反応でベッドを片付けるなどをして、代わりにブランケットなどを数枚重ねておきましょう。
噛んでいる最中に、「かまってほしいから」と、かまってあげていると、「噛めば構ってくれる」と更に思ってしまい悪循環ですので、噛んでいるその時は、無反応でいる事が大切です。
噛んでいない時に、たくさん褒めてあげながらいっぱい遊んであげましょう。
子犬にしつけをするときのポイント
しつけと聞いて、どのような事を思いつくでしょうか。
しつけとは、飼い主と犬との信頼関係を更に深める行為で、元々信頼関係がなければ、しつけがなりたちません。
その子によって、覚えるスピードは違ってきますが、基本は信頼関係が大切です。
元々複数で行動して、リーダーとなる存在がいる生活をしてきた犬は、人の様子もしっかりと見ています。
ごはんをくれたり、お散歩に連れて行ってくれたり、たくさん遊んでくれたり、いつも可愛がってくれたり、そのような日々の積み重ねから信頼関係が生まれて、また、その子の覚え方のスピードに合わせて、楽しく教えてくれるしつけが、更に信頼関係や絆が深くなっていきます。
人間と一緒に暮らしている犬にとって、しつけは、安全に楽しく暮らせるように必要でもあります。
事故などの危険や誤飲、怪我などしないように、また、お散歩先で、他の犬や人に怪我をさせないためにも必要ですので、しつけがイヤな事と思われないように楽しく教える事が大切です。
できなくても焦らずに怒らずに、できた時にたくさん褒めてあげましょう。
子犬がベッドを噛んだときにはこうして教えてあげよう!
噛んでも大丈夫なものと、ダメなものを教えましょう。
- 種類の区別
噛んでも大丈夫なおもちゃで遊んでいる時は、褒めてあげたり、一緒に遊んであげたりしましょう。
噛んではダメなものを噛んでいる時は、無反応で無言で取りあげて、別の部屋に移動したりします。
- 無視をする
手を噛まれた時(甘噛み)に、声を出したり、ビックリして手を引いてしまえば、その反応に面白がってしまう事がありますので、動かないで無視をします。
背を向けたり、他の部屋に移動したりしましょう。
また、噛むのをやめたら、褒めてあげます。
- 大きな声を出す
「だめ」など、短く大きく言い、やめたら褒めます。
大きな音で驚かせる方法もあるようです。
また、時間が経ってから叱ったり褒めたりしても、犬は何の事なのかわかりません。
必ずその時に行動しましょう。