幼少期のトラウマから抜け出す方法!母親の愛情不足が残すもの

幼少期に母親から愛情を受けられなかった子供は、何かしらのトラウマを抱えてしまうことがあります。

母親が子供に注ぐ愛情はとても大切なものです。もしも今、何かトラウマを抱えて悩んでいる人がいれば、これからご紹介する内容を確認して自分と向き合ってみてください。

今回は、幼少期に母親の愛情を受けられなかった事で、抱えてしまったトラウマから抜け出す方法についてお伝えします。

幼少期に母親から愛されなかったトラウマから抜け出す方法

幼少期というのは、家庭が自分の世界の全てとなります。
幼稚園や保育園に通うようになるまでは、全ての時間を家庭で過ごすことがほとんどです。

特に一緒に過ごす時間が多い母親という存在は、子供にとっては非常に大きな影響を与えます。

その時期に親からの愛情を十分に受けることが出来なかったり、虐待を受ける経験があると、それは自分に原因があると思うようになります。

幼少期はそう思うことしか出来ないのです。
その状況を回避することも出来ないので、自分のどこの原因があるのか考えるようになるのです。

成長するにつれ、自分が原因だったわけではないかもしれない、ということに気付くようになっていきます。

しかし傷付いた心は、簡単には元に戻りません。
自分に原因がなかったと気付いたからといって、大きく何かが変わることは少ないのです。

まずは過去にこだわらない気持ちを持って下さい。
誰にでも、多かれ少なかれ悲しい経験や辛い経験をして、成長していくものです。

例え人より多く悲しい経験をしたとしても、その経験に負けずに一生懸命に生きてきたという事実を認め、あなたがあなた自身を愛して下さい。

幼少期に母親から愛情を受けられなかったトラウマが残すもの

幼少期に母親からの十分な愛情や関心を受けずに育つと、世の中に対して安心感や安全だという確信を持てずに、漠然とした不安を抱くようになります。

動物界から見ると、人間は超未熟児として生まれます。
他の動物に比べると、超未熟児なので、母親の関心を引くことで生き残ろうとする本能があります。

母親の関心を引くことが出来ないと、自分の命に関わるような大きな問題になるのですから、その分関心を引くことが出来ずに感じる不安感や恐怖といった気持ちは、非常に大きなものになります。

そのような気持ちを感じると、人の表情や顔色を必要以上に気にしたり、気持ちや要求に応えようとするようになります。

自分の意志ではなく動くことが多くなり、自分の無さに悲しさを感じます。

自己評価が極端に低くなったり、自分への自信のなさが顕著に表れるようになります。

幼少期の母親からのトラウマでアダルトチルドレンになることも

アダルトチルドレンという言葉を、耳にしたことはありますか。
アダルトチルドレンとは、幼少期に親との関係の中で、トラウマを負って成人した人のことを言います。

アダルトチルドレンの人は、思考に偏りがあったり、それに影響して感情の不安定さを感じています。

アダルトチルドレンの人の特徴は

  • NOと言うことが出来ない
  • しがみつくことと愛情の区別が出来ない
  • 被害妄想に陥りやすい
  • 表情に乏しい
  • 環境の変化が苦手
  • 感情のコントロールが難しいときがある
  • リラックス出来ることが少なく、緊張状態でいることが多い
  • 人間関係のトラブルを抱えやすい

など一部を挙げただけでもこれだけあります。

共通して見られることは、自尊心の低さです。

そのようなことを、常に感じ抱えながら生きていくのです。
親から受けた影響が、大人になってもなお、まだ苦しめる結果になってしまうのです。

親の言うことを真に受けて育つとトラウマになることもある

幼少期は特に、親の言うことが正しいと思って認識します。
ずっと母親の言うことを、真に受けて育つと言うことに従い過ぎてしまったり、一言に対して固執してしまうこともあります。

例え冗談で言われたような、軽い一言であったとしても、ずっとその言葉を引きずってしまうことも十分あります。

母親の言うことを真に受けすぎて自信がないということは、自分自身を持っていないということと同じです。

親に従い、自分の意志で行動することがなくなっているのです。

真に受ける言葉が、否定的なものが多いと必然的にトラウマになってしまいます。
自分はダメなんだ、自分は無力なんだということを真に受け、ずっと認識したまま成長していくと、親だけでなく他の人に言われた言葉も真に受けるようになります。

もしそのトラウマから抜け出せずに困っているのなら、価値観は人それぞれだと割り切って考えてみる意識をしてみてはどうでしょうか。

幼少期のトラウマを自分の子供に連鎖させないためには

幼少期のトラウマを抱えていると、自分が子育てをしようとしたとき、子供に対して同じことをしてしまうのではと不安になるケースも少なくないでしょう。

連鎖を断ち切ることに集中してしまい、同じことを繰り返さないということに固執してしまい、反対にいざというときに子供を叱ることが出来なかったり、子供の顔色を気にしてしまうということもあるようです。

子供を叱ることが出来ないのは、自己肯定感が低く、自分に自信がないから子供を叱ることが出来ないのです。

幼少期にトラウマがあると、自分のことを責めてしまう傾向があり、そこが自信のなさに繋がっているのだと考えられます。

まずトラウマの連鎖を断ち切るためにも、一度過去のトラウマと向き合ってみてはどうでしょう。

母親の気持ちになって考えてみると、自分も親になり初めて気付けるようなこともあるかもしれません。

幼少期にはわからなかった環境や事情も、自分が大人になり親になったタイミングだからこそわかることもあります。

そこに気付くことで、トラウマが和らぐキッカケになる可能性もありますよ。