ペンタブ初心者向け、ペンタブを自由に使いこなせる練習方法

ペンタブはパソコンにUSBケーブルを繋げ、自由にイラストを描いたり、手書きの文章を書くことができるツールです。
もともとは紙に絵を描いていた方が、ペンタブを使っても、すぐに同じように絵を描くのは難しいものです。

そこで、ペンタブ初心者向けに、ペンタブに慣れるための練習方法をご紹介します。
使いこなせるまでは少し時間が掛かるかもしれませんが、慣れればマウスとは比べ物にならないくらい、生きた線が描けるようになります。

ペンタブ初心者はまずペンタブに慣れる練習

最初はとにかく何でもいいからペンタブを使って描いてみましょう。
板タブと呼ばれている通常のペンタブレットも、液晶の上に線を引いていく液晶タブレットもどちらもまずは「ペンタブレットで描く」という感覚に慣れることが必要です。

ペンタブを使って絵を感覚と紙に絵を描く感覚は、使いにくいと感じてしまっているならしっかりと別物だと感じ取れていると思います。

その違和感は自分の筆圧をタブレットがどれだけ感知しているか、自分がどれくらい動かしたらポインターが思ったように動くのかということなどがまだつかめていないから感じているものです。

まずはデジタルで絵を描くときにはアナログで描くときのよりも遅延が発生しやすいことを感覚的に覚えて行かなくてはなりません。

一本線を思った通りにまっすぐに描くくらいのことからでもいいので、ペンタブレットに慣れることを念頭に置いて毎日少しずつ、ゆっくりと触る時間を作っていきましょう。

ペンタブ初心者におすすめの練習は線をなぞること

ペンタブレットを使い始めたばかりの頃はアナログで描くこととの違和感を埋める作業が必要になりますが、その練習にもってこいなのが「線をなぞる練習」です。

線をなぞるために参考にする画像はどんなものでもいいですが、おすすめは地図です。
地図はまっすぐな道が続く場所もあれば、急に線が曲がる箇所、カーブを描いているところなど様々な線が入り組んでいるものです。

地図の参考画像としてはグーグルマップなどのスクリーンショットで結構です。

イラスト作成用のアプリに画像を読み込んだら、レイヤーを別にして上からなぞっていきましょう。

参考画像の不透明度を少し下げたり、上からオーバーレイなどで違う色をかけたりすると線がより見やすくなったりもするのでちょっとした小技も使いつつ、なぞる練習をしていきましょう。

あまりにも地味な作業になるのであまり楽しさを見いだせないかもしれませんが、アナログで絵を描くこととペンタブレットでデジタルイラストを描くことは全くの別物と言ってもいいくらい作業に違いがあります。

新しいことを覚えるような気持ちで練習し、ペンタブに慣れていきましょう。

ペンタブ初心者には難しいツルツル面への対処法

ペンタブ触りたてだと、タブレットの表面がつるつる過ぎていつもアナログで描いている時の感覚とは違う手触りで絵を描くことに戸惑う方も多いです。

筆者もその一人で使っている板タブレットには厚紙を貼って描きやすくなるようにしてから、使っています。

このようにペンタブレットを自分が描きやすいと感じる状態にカスタマイズしていくことも快適に絵を描くことには必要な作業です。

板タブレットであれば、実際に紙を貼ったり、ペンタブレットのペンの軸を最初についているものとは違う材質のものにしたりという対処ができます。
コピー紙を貼るだけでも変化がありますのでお試しください。

液晶タブレットを使い始めたのであれば、紙のような描き心地を再現している画面保護シートを貼ることで少し書き味に変化が出て、描きやすくなると思います。

いろいろなカスタマイズを試して、描きやすいと思える状態やアイテムを見つけてください。

ペンタブ初心者の練習に最適なトレース

ペンタブ初心者はトレースを行うことでよりデジタルで描くことへの違和感をなくしていけると思います。

トレースとは自分が憧れている作家さんの画像などの上からなぞって線を描いていくことです。
トレース元となる素材はイラストだけではなく実写のものでももちろんOKです。

このトレースでは実際にどんな角度の線を引いているのか身体で覚えることができるメリットがあります。
実写の画像で練習していくのであれば、その画角から見たその角度の正しい人間の動きなど映っているものをトレースしていくことになるので、絵を描くこと自体の練習にもなります。

ペンタブに慣れる練習をしながら、絵を上達させることにもつながる練習方法なのでたくさん描いてもっと自分の描きたいイラストが描けるようになっていきましょう。

※トレースした画像をインターネットにアップしたりすることは違法となる場合もあります。
個人利用だけが許されているものなどもありますので、利用規約などをよく読み使っていきましょう。

ペンタブの板タブレットと液晶タブレットの違い

ペンタブレットで描いたときの違和感の理由や慣れるための練習法を紹介してきましたが、最後に板タブレットと液晶タブレットの違いについて解説しておきます。

デジタルで絵を描いていくには絶対に必要になるツールですので、どんなものか知っておくことも大切ですね。

板タブと液タブの違い。違いを知って練習しよう

板タブレット

通称板タブと呼ばれているこちらはタブレット上で動かしたペンの動きが画面上のポインタに反映されるというものです。
板タブで絵をかくときは画面を見ながら描いていくのでアナログで絵を描く時とは感覚の違いが大きいです。
液タブよりも安価で持っている人も多いアイテムです。

液晶タブレット

通称液タブと呼ばれているこちらは搭載された液晶に直接専用のペンを置くことで対応したポインタが線を描いていくものです。
アナログと同じような感覚で描くことが可能ですが少々値が張ります。
液晶に描く為、板タブよりもカスタマイズの幅が狭く、つるつるに慣れないと違和感はあるかもしれません。

どちらも慣れさえすればどんな絵でも生み出せるツールになります。
デジタルでイラスト制作をしていくにあたって、どちらのツールの特徴もとらえつつどんなものを使っていくか、どんな風に使っていくかを見直してみてもいいでしょう。

デジタルで絵を描く初心者さんに向けて、ペンタブについてご紹介しました。
練習を積めば必ず自分の描きたい線を引けるようになります。
ですがそれにはそれ相応の時間が必要になります。
くじけず描き続けてください。